3日までの1週間に福島県内で新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が判明した165人のうち39%に当たる65人が、従来型よりも感染力が強いとされる派生型「BA・2」だった。県が5日、発表した。
前々週(3月14日から20日)はオミクロン株感染が判明した167人のうち8人(5%)、前週(3月21日から27日)は107人のうち18人(17%)が派生型だった。
県は置き換わりが急速に進み、派生型が主流になりつつあるとみている。県新型コロナ対策本部の担当者は派生型について「重症化リスクは従来型と大きな差はない」と話し、基本的な感染防止対策の徹底を継続するよう呼び掛けている。