福島県は県内で1919人の新型コロナウイルス感染が確認されたと27日、発表した。前週の土曜日発表分と比べて1566人少なく、新規感染者数は3日連続で前週の同じ曜日を下回った。入院者、宿泊療養施設入所者、自宅療養者を合わせた県内の全療養者は26日時点で2万7717人となり、過去最多を更新した。
全療養者のうち自宅療養者は過去最多の2万6597人だった。入院者は576人で、県が平常時に確保している病床761床の使用率は75・7%(前日比1・3ポイント減)。入院者のうち3人が重症となっている。
1919人の感染は26日までに判明した。居住地別に見ると、いわき市が477人で最も多く、郡山市が384人、福島市が207人、会津若松市が121人と続いた。1919人のうち6人は、検査をせずに保健所の医師の判断で感染したと診断する「みなし陽性」だった。