福島県は新型コロナウイルスに感染して県内の医療機関に入院していた男女計4人の死亡と、県内で1822人の感染が確認されたと8日、発表した。新規感染者は前週の木曜日発表分と比べて368人少なく、2日連続で前週の同じ曜日を下回った。
死亡したのは70代男性、80代男性2人、90歳以上女性の計4人。いずれも8月中旬までに亡くなったという。
1822人の感染は7日までに判明した。居住地別に見ると、郡山市が434人で最も多く、いわき市が376人、福島市が257人などと続いた。1822人のうち8人は、検査をせずに保健所の医師の判断で感染したと診断する「みなし陽性」だった。
県内の入院者は7日現在、306人で、県が平常時に確保している病床761床の使用率は40・2%(前日比1・5ポイント減)。入院者のうち1人が重症となっている。
県内の死者は累計248人、感染者は累計16万7171人となった。