第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」高校野球硬式の部(10月2~5日)に出場する聖光学院の壮行会は26日、福島県伊達市の同校で開かれた。3年生を中心とした夏の甲子園の出場メンバーが、悲願の全国制覇へ決意を示した。
野球のU18ワールドカップ(W杯)に日本代表として出場し3位に入った赤堀颯、安田淳平は、代表のユニホーム姿で銅メダルを首にかけて大会を振り返った。安田は「最高の経験になった。結果を出せなかったが、国体で悔しさを晴らしたい」と語った。赤堀が「自分たちがやってきたことを全て出し切る。必ず日本一を取って帰ってくる」と闘志を燃やした。
8月の全国高校野球選手権大会出場校から選出されたチームと、開催県代表の計8校が出場する。聖光学院は2日午前8時30分から宇都宮市の宇都宮清原球場で行われる1回戦で九州学院(熊本)と戦う。