福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた3人の死亡と、835人の感染が確認されたと13日、発表した。前週の木曜日発表分と比べて232人多かった。12日時点の県内の入院者は154人で、県が平常時に確保している病床759床の使用率は20・3%(前日比3・3ポイント増)となり、6日ぶりにレベル2(警戒強化)の参考基準「20%以上」を超えた。
死亡が確認された3人の内訳は90歳以上の女性1人、70代と年代非公表の男性各1人。年代非公表の1人は高齢者という。いずれも9月中旬までに死亡した。
835人の感染は12日までに判明した。内訳は郡山市が126人、福島市が102人、いわき市が70人などとなっている。入院者のうち重症者はいない。
県内の死者は累計286人、感染者は累計19万4214人となった。