▽準々決勝 学法石川 1-0 いわき湯本
学法石川がいわき湯本との接戦を制した。学法石川は後半27分、MF伊藤拓が自ら持ち込み、ミドルシュートで先制した。DF陣が奮闘し、最後まで1点を守り抜いた。いわき湯本はシュートが2本と学法石川の堅い守備を崩せず、流れをつかめなかった。
■苦しい雰囲気振り払う一撃 学法石川の伊藤拓
先制点を挙げた学法石川のMF伊藤拓真(3年)は「自分の得点で流れを変えられた」と満面の笑み。利き足と逆の左足で放ったボールはゴールネットを揺らし、重苦しい雰囲気を振り払った。昨年に続き準決勝で帝京安積と対戦する。「拾い勝つ、競り勝つ、走り勝つという勝利の三原則を胸に刻みプレーする」と3年連続の決勝進出に向け闘志を燃やした。
▼いわき湯本・鈴木颯斗(主将としてチームをけん引)守備の時間が長く、最後まで攻撃のリズムをつかめなかった。このメンバーで勝ちたかったので悔しい。
学法石川 1-0 いわき湯本
(0―0)
(1―0)
▽得点者【学】伊藤拓(後27分)