福島県は県内で2033人の新型コロナウイルス感染を確認したと9日、発表した。県が平常時に確保している病床760床の使用率は8日現在、53・2%(前日比3・5ポイント増)となり、9月4日発表分以来約2カ月ぶりにレベル3(対策強化)の指標「50%以上」の水準に達した。
9日発表の2033人の感染は8日までに判明した。前週の水曜日発表分と比べて491人多く、2日連続で2000人を上回った。8日現在の入院者は404人で、重症者は2人となっている。
県は適切な換気など基本的な感染防止対策の徹底、季節性インフルエンザとの同時流行を見据えたワクチンの速やかな接種を県民に呼びかけている。
2033人の内訳は郡山市が494人、福島市が292人、会津保健所管内が208人、県中保健所管内が196人、いわき市が190人、県南保健所管内が164人、県北保健所管内が155人、相双保健所管内が88人、南会津保健所管内が3人。陽性者登録センターは243人だった。
県内の累計感染者数は22万人を超え、22万375人となった。(感染者の概要は福島民報ホームページに掲載)