第101回全国高校サッカー選手権は28日、東京都の国立競技場で開幕する。2年連続13度目の出場となる福島県代表の尚志(郡山市)は29日午後0時5分から、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で徳島市立(徳島)との1回戦に臨む。
2年ぶり19度目の出場となる徳島市立は第98回大会でPK戦の末に敗れた相手。尚志は細かいパス回しと攻撃力を武器に初戦を突破し、悲願の全国制覇を目指す。
都道府県大会を勝ち上がった48代表校(東京2校)が参加する。開会式で東山(京都)の新谷陸斗主将が選手宣誓する。開幕戦は成立学園(東京B)と津工(三重)が対戦する。
大会は首都圏9会場で行われ、29日に1回戦の残り15試合を実施する。連覇を狙う青森山田や前回準優勝の大津(熊本)は31日の2回戦から登場する。決勝は来年1月9日に国立競技場で行われる。
新型コロナウイルスの影響で禁じられていた「声出し応援」が出場チームの応援団エリアに限って認められる。