福島県は新型コロナウイルスに感染し県内の医療機関に入院していた６人の死亡と、１３４３人の新規感染を確認したと３１日、発表した。新規感染者数は前週の土曜日発表分と比べて１０２３人少なく、１５日連続で前週を下回った。
死亡したのは医療機関に入院していた７０代男性と８０代女性、９０歳以上の男女各１人、年代非公表の女性２人の計６人。いずれも１２月中旬までに亡くなった。
１３４３人の感染は３０日までに判明した。新規感染者数の各保健所管内の内訳はいわき市が１９９人、郡山市が１７７人、福島市と県北が各１０４人、会津が９５人、県中が７２人、県南が５１人、相双が３９人、南会津が６人だった。陽性者登録センターは４９６人だった。
県が平常時に確保している病床７６６床への入院者数は３０日現在、３５３人。使用率は４６・１％（前日比３・９ポイント減）で、政府分科会の新たな対応方針でレベル３（医療負荷増大期）と判断する目安の１つとしている５０％を３９日ぶりに下回った。入院者のうち１人が重症となっている。
県内の死者は累計４５９人、感染者は累計３４万２８９８人となった。