福島県は新型コロナウイルス感染で県内の医療機関に入院していた8人の死亡と、3335人の感染を確認したと5日、発表した。3335人は前週の木曜日発表分と比べて870人多く、木曜日発表分としては過去最多となった。
8人の死亡と、3335人の感染は4日までに判明した。死亡したのは70代と90歳以上の男性各2人、年代非公表の男性1人、70代と80代、90歳以上の女性各1人。年代非公表の男性は高齢者という。いずれも昨年12月下旬までに死亡した。
3335人の各保健所管内の内訳は郡山市が449人、いわき市が417人、福島市が374人、県中が312人、会津が303人、県北が275人、県南が220人、相双が118人、南会津が87人。陽性者登録センターは780人だった。
4日現在の県内の入院者数は361人で、県が平常時に確保している病床766床の使用率は47・1%(前日比2・1ポイント増)だった。重症者は2人。
県内の死者は累計482人、感染者は35万1513人となった。