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福島県内コロナ感染者1・26倍 82定点医療機関 10~16日は平均8・37人 県内計686人

2023.07.20 09:20

 10日から16日までの1週間に福島県内の82定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は計686人、定点医療機関当たりの感染者数は平均8・37人だった。前週(3~9日)の平均6・62人の約1・26倍となった。

 保健所ごとの感染者数は【表】の通り。前週より増えたのは9カ所中、7カ所で、福島市93人、県北78人、郡山市98人、県中41人、県南90人、会津108人、相双78人。減ったのは2カ所で、南会津6人、いわき市94人だった。

 日本学校保健会によると19日午後5時現在、出席停止者は新型コロナで628人、インフルエンザ・同A型で47人だった。新型コロナによる公立学校の学級閉鎖は郡山市2クラス、いわき市1クラス、鏡石町1クラスの計4クラス。

 郡山市の中学校では、市内と校内での新型コロナ感染拡大を受け、県中体に出場する部以外の部活動を18日から20日までの3日間、活動停止とした。

 県は、過去の状況を見ると夏に感染が拡大しやすいとしている。夏休みやお盆の期間に帰省で高齢者と会う場合や大人数で集まる際にはマスク着用、手洗い、手指消毒、換気などの感染予防を心がけるよう呼びかけている。

 子どもがかかりやすい感染症も増加傾向となっている。RSウイルス感染症患者は前週より28人多い187人、ヘルパンギーナ患者は前週より60人増の398人。県は手洗いやせきエチケットが重要としている。