福島県は6日、県内82定点医療機関で3日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者は2892人(前週比255人減)だったと発表した。定点医療機関当たりの患者数は35・27人で前週の38・38人より3・11人少ないが、2週連続で国の警報レベルの30人を上回った。
定点当たりの患者数を保健所別に見ると、郡山市が52・15人で最も多く、県南が40・57人、いわき市が37・77人と続いた。福島市、南会津、相双を除く6保健所管内で、国の警報レベルの30人を上回った。
年代別の割合は、10歳未満が48・0%、10代が33・8%となり、10代以下が全体の8割を占めた。
県は場面に応じたマスクの着用、小まめな手洗いや換気など基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。
■県内コロナ感染331人 82定点医療機関、前週比73人増
3日までの1週間に県内82定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は計331人で、定点医療機関当たりの感染者数は4・04人だった。県が6日、発表した。
保健所ごとの感染者数は【表】の通り。県全体の感染者331人は前週(11月20~26日)の258人より73人多かった。平均の感染者数は前週の3・15人と比べて0・89人増加した。
県は基本的な感染対策の継続を求めている。