【パリで本社報道部副部長・鈴木宏謙】パリ五輪バドミントンの混合ダブルスは３１日夜（日本時間１日未明）、準々決勝を行った。世界ランキング５位の渡辺勇大（２７）、東野有紗（２７）組＝ＢＩＰＲＯＧＹ、富岡高出身＝は同６位のデチャポル・プアバラヌクロー、サプシリー・タエラッタナチャイ組（タイ）と対戦し、２―０で勝って準決勝に進んだ。
第１ゲームは２―１１と最大９点差をつけられたものの、徐々に劣勢を覆した。ジュースの末に逆転し、２３―２１で先取した。第２ゲームは開始から４連続得点で勢いづくと、そのままリードを保って２１―１４で連取し、試合を終わらせた。
渡辺、東野組は銅メダルを獲得した２０２１年東京五輪に続く４強入り。２大会連続のメダル獲得を目指し、１日夜（日本時間２日未明）の準決勝で中国ペアと対戦する。