【パリで本社報道部副部長・鈴木宏謙】パリ五輪バドミントンは31日、混合ダブルス準々決勝を行った。世界ランキング5位の渡辺勇大(27)、東野有紗(28)組=BIPROGY、富岡高出身=は同6位のデチャポル・プアバラヌクロー、サプシリー・タエラッタナチャイ組(タイ)を2―0で破り準決勝に進んだ。
渡辺、東野組は銅メダルを獲得した前回東京五輪に続く4強入り。2大会連続のメダルを目指し、1日夜(日本時間2日未明)の準決勝で同1位の鄭思維、黄雅瓊組(中国)と戦う。
サッカー女子「なでしこジャパン」は1次リーグC組最終戦でナイジェリアに3―1で勝ち、2勝1敗の同組2位で8強に進んだ。3日午後3時(日本時間午後10時)から準々決勝でB組1位の米国と戦う。
最終戦にはJFAアカデミー福島出身のDF北川ひかる(27)=INAC神戸=が初先発し、直接フリーキックで3点目を挙げた。アカデミー勢ではDF守屋都弥(27)=INAC神戸=が2戦連続、DF石川璃音(21)=三菱重工浦和=は初の先発。MF谷川萌々子(19)=ローセンゴード=、いわき市出身のFW千葉玲海菜(25)=アイントラハト・フランクフルト=も終盤に出場した。
競泳では、いわき市生まれの松元克央(27)=ミツウロコ=が2日午前11時(日本時間午後6時)からの男子100メートルバタフライ予選に臨む。