【パリで本社報道部副部長・鈴木宏謙】パリ五輪バドミントンは1日夜(日本時間2日未明)、混合ダブルス準決勝を行った。世界ランキング5位の渡辺勇大(27)、東野有紗(28)組=BIPROGY、富岡高出身=は同1位の鄭思維、黄雅瓊組(中国)に0―2で敗れた。2大会連続の銅メダルを懸け、2日午後3時(日本時間午後10時)から韓国ペアとの3位決定戦に臨む。
渡辺、東野組は前回の東京五輪で銅メダルを獲得。2大会連続2度目の五輪で初の決勝進出を目指したものの、及ばなかった。
女子シングルスでは、世界ランク10位で会津若松市出身の大堀彩(27)=トナミ運輸、富岡高出身=が決勝トーナメント1回戦で同20位のシンガポール選手に2―1で逆転勝ちした。初出場の五輪でベスト8に勝ち進んだ。3日午前の準々決勝ではスペイン選手と対戦する。