X メニュー
福島のニュース
国内外のニュース
スポーツ
特集連載
あぶくま抄・論説
気象・防災
エンタメ

バド大堀4強逃す 福島県関係選手 各競技に臨む

2024.08.03 23:21

 パリ五輪で3日、福島県関係選手は各競技に臨んだ。バドミントン女子シングルスでは、世界ランク10位で会津若松市出身の大堀彩(27)=トナミ運輸、富岡高出身=が、2016年リオデジャネイロ五輪金メダリストで同4位のカロリナ・マリン(スペイン)と準々決勝で対戦し0―2で敗れた。

 大堀は第1ゲームの序盤に5―3とリードを奪ったが、連続得点を許して逆転されると13―21で落とした。第2ゲームは一時2点差まで迫ったが、終盤に引き離されて14―21で連取された。メダルの懸かる準決勝進出はならなかったが、初出場で1次リーグから4試合を戦い抜いた。

 会津若松市出身の大堀は強豪・富岡一中に進み、2年の終わりに東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経験した。猪苗代町にサテライトを設けた富岡高の2年時に世界ジュニア選手権で準優勝。卒業後はNTT東日本を経てトナミ運輸。パリ五輪を巡る選考レースで日本勢2番手となり五輪切符をつかんだ。

 競泳の男子100メートルバタフライ準決勝では、いわき市生まれの松元克央(27)=ミツウロコ=が51秒690で1組7着となり、決勝進出はならなかった。

 ハンドボール男子は2日日本時間3日未明)の1次リーグA組第4戦でスロベニアに28―29で敗れ、リーグ敗退が決まった。