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3小学、2中学統合検討 福島県郡山市教委 児童、生徒数減少受け

2025.03.26 17:03
小中学校の統合に関する概要を説明する品川市長

 福島県郡山市教委は市内中田町の宮城、海老根、御舘の3小学校を緑ケ丘一小(市内緑ケ丘東)に、宮城、御舘の両中学校を緑ケ丘中(市内緑ケ丘西)へそれぞれ統合する検討に入った。児童、生徒数の減少などを受け、中田町の地元団体から要望を受けていた。25日の定例記者会見で品川萬里市長が示した。

 2027(令和9)年4月1日の統合をめどに検討を進める。要望は地元の町内会長やPTA会長らから2月25日付で出されていた。

 要望書によると、中田地区の児童、生徒数は著しく減少し、小学校は複式学級が常態化しているという。今後は中学校でも複式学級が発生する見通しと指摘している。合唱や合奏のパート編成や部活動に制限があり、「やりたいことを選択できる環境にあるとはいいきれない」としている。

(郡山版)