福島県いわき市を含むトイレカーを持つ全国９市は２７日、災害時にトイレカーを相互派遣する協定を結んだ。
協定に参加するのは同市、愛媛県宇和島市、兵庫県南あわじ市、長崎県島原市、愛媛県八幡浜市、大洲市、青森県むつ市、大阪府交野市、大分県中津市。それぞれの地域で災害が発生した場合にトイレカーを派遣する。
締結式はオンラインで行われた。いわき市は市役所から下山田松人副市長が参加し、８市の市長らとともに協定書を掲げた。
同市は２０２２（令和４）年３月にトイレカー１台を導入。能登半島地震の際には石川県珠洲市に派遣している。
（いわき版）