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安積高8―7安積黎明高 野球定期戦 逆転勝ち 決勝点は本盗 生徒や保護者、OBら2000人声援送る

2025.05.09 16:21
5回裏、安積2死一、三塁、三走佐藤文吾が決勝点となる本盗を決め、仲間の祝福を受ける

 福島県郡山市の安積、安積黎明両高野球部の第19回定期戦は8日、市内のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で行われ、安積が8―7で安積黎明に逆転勝ちした。通算成績は3度の中止を除き、安積が10勝、安積黎明が6勝となった。

 改修されたスタジアムで2年ぶりに開催した。開会式では根本重朋安積高PTA会長が「お互いに敬意と連帯の気持ちを持ち、正々堂々戦ってほしい」とあいさつした。森下陽一郎安積高校長が始球式を行った。

 試合は安積黎明が一回1死一、三塁、大河原未来選手(3年)の右前打や敵失などで4点を先制した。2点を返された直後の二回は2死一塁から、角田祥太郎選手(3年)の左翼線二塁打と大河原選手の2点本塁打で3点を加えた。

 安積は一回に捕逸などで2得点。5点を追う五回は無死一、二塁から敵失で1点を返すと、佐藤優太選手(3年)の適時打と影山裕惺選手(3年)の右翼線2点二塁打で1点差。無死一、二塁から二つの捕逸で追い付き、2死一、三塁の場面で三走佐藤文吾選手(2年)が決勝点となる本盗を決めた。

 両校の全校生徒や保護者、卒業生ら約2千人が来場した。安積は紫、安積黎明は赤のメガホンを鳴らし、声援を送り続けた。閉会式では幕田宙晃安積黎明高PTA会長が「夏の福島大会決勝で両校の対戦を見たい」と語った。

 両校は16日に開幕する春季県大会に出場する。

安積黎明

430000―7

20006×―8

安積

(六回時間切れ)

(郡山版)