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普段使いの会津無一窯作品見て 福島県いわき市鹿島町で個展 鈴木幹雄さん、孫枝さん夫妻 25日まで

2025.05.18 16:30
普段使いの作品をPRする幹雄さん(左)と孫枝さん

 福島県会津若松市北会津町に窯を構える鈴木幹雄さん(76)と孫枝さん(67)夫妻による「会津無一窯うつわ展」は25日まで、いわき市鹿島町のギャラリー創芸工房で開かれている。

 2人の個展は今回で9回目。幹雄さんが製作した磁器に妻孫枝さんが草花などの絵付けをしたコーヒーカップや皿など約130点が会場に並ぶ。

 幹雄さんは「普段使いの作品にこだわっているのでぜひ見てほしい」と来場を呼びかけている。問い合わせはギャラリー創芸工房へ。

 ◇      ◇

 元カメラマンの幹雄さんが、50年前にハンセン病療養所に隔離された人々の日常を撮影した写真集「命の記憶―沖縄愛楽園1975」(赤々舎、税込み6050円)が23日に発刊される。

 撮影から半世紀を迎える節目の刊行で、17日からの沖縄会場(沖縄愛楽園交流会館、10月31日まで)を皮切りに京都会場(PURPLE、23日から6月22日まで)、東京会場(TOBOCHI、6月26日から7月13日まで)で巡回写真展も開催される。幹雄さんは「当時の人々の暮らしぶりも見えてくる」と話している。

(いわき版)