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楽天、福島県郡山市で6年ぶり1軍公式戦 プロ野球交流戦、DeNAと熱戦 迫力のプレーに歓声

2025.06.06 10:40
セレモニアルピッチを務めた箭内さん
6年ぶりに郡山市で開催された楽天の1軍公式戦で、一流のプレーを堪能する観客

 プロ野球の日本生命セ・パ交流戦「楽天―DeNA」は5日、福島県郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で行われた。県内の野球ファンらが一流選手の迫力あるプレーを堪能した。

 同市で楽天が1軍公式戦を戦うのは2019(令和元)年6月以来、6年ぶり。満員となる1万2349人が詰めかけ、熱い声援が球場全体に響き渡った。

 郡山市の会社役員福田唯行さん(76)は「プロのプレーはワクワクする」と興奮の様子。いわき市のパート職員川上みのりさん(30)は「福島にプロ野球選手が来る機会がもっと増えてほしい」と願った。

 楽天野球団と福島テレビの主催。福島日産自動車が協賛する「野球で元気に!フクニチャージナイター」として開催した。


■箭内夢菜さん(郡山出身)見事な投球

 郡山市出身の俳優・タレント箭内夢菜さんが試合前の「セレモニアルピッチ」に登場した。「開成山」のマウンドは高校2年時にプロ野球ルートインBCリーグの公式戦で始球式を務めて以来。捕手のミットにボールを届かせ、「地元だからこそリラックスして投げられた」と胸をなで下ろした。

 元巨人選手で元DeNA監督の中畑清さん(矢吹町出身)が打席に入った。箭内さんは「『当てるなよ』と言われていた。うまく避けてくださった」と笑顔を見せた。捕手は元楽天選手で球団アンバサダーの銀次さん、主審は元楽天監督の梨田昌孝さんが務めた。