福島県内最大規模の美術公募展・第７９回県総合美術展覧会（県展）は２６日、福島市のパルセいいざかで開幕した。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の５部門の３９２点を紹介している。２９日まで。
県、県教委、県美術家連盟などの主催。過去に顕著な実績がある招待・委嘱作家の作品と、一般公募の入選作品を展示している。例年、会場だった市内のとうほう・みんなの文化センター（県文化センター）が改修工事中のため代替会場ではあるが、初日から多くの来場者が多彩な作品を楽しんだ。
開場前にセレモニーが行われ、運営委員長の酒井昌之県美術家連盟会長が「会場のことで開催が危ぶまれたが、無事にできて良かった」とあいさつした。酒井会長らがテープカットした。
観覧無料。午前９時３０分から午後７時（最終日は午後４時）まで。２９日は午後２時１５分から、会場で出品者等研修会を開く。問い合わせは県文化振興課へ。（受賞者は１９日付、審査評は２４日付に掲載）