X メニュー
福島のニュース
国内外のニュース
スポーツ
特集連載
あぶくま抄・論説
気象・防災
エンタメ

福島県の魅力伝えたい 大阪万博に県単独出展 内堀知事らPR モモや県産酒提供 室屋さんとトークも

2025.07.20 11:10
県産の桃「暁星」などを振る舞う内堀知事(右端)、室屋さん(同2人目)

 福島県は19日、大阪市で開催中の大阪・関西万博会場で福島県の単独出展を繰り広げた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興の歩みと未来を担う若者の力を広く発信し、大勢の来場者に福島県の魅力を伝えた。

 内堀雅雄知事と、福島市を拠点に活動するエアレースパイロット室屋義秀さんがトークショーを繰り広げた。室屋さんが代表を務める航空マーケティング会社「パスファインダー」と県の産業人材育成連携協定による「リアルスカイプロジェクト」を紹介し、県立テクノアカデミー浜の学生らが組み立てた軽量飛行機について説明した。

 室屋さんがこれまでに出場したレースの成績も紹介された。内堀知事は「困難にぶつかりながらも、七転び八起きで復興を応援してくれている」と述べた。室屋さんは「震災時も県民に背中を押してもらった。チーム福島として世界で戦っている」と語り、挑戦することの大切さを聴衆に訴えた。

 会場では、旬を迎えた県産のモモ「暁星」や冷凍あんぽ柿、全国新酒鑑評会で都道府県別金賞受賞数日本一を奪還した県産酒などを来場者に振る舞った。県観光PR隊「HAPPYふくしま隊」のステージも繰り広げた。