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福島県の「食」の魅力満載! 高校生がオリジナル弁当考案 10月、県内初開催の産業教育フェアで販売

2025.08.01 17:30
考案した弁当を披露する(左から)山田さん、安藤さん、桜井さん、田中さん

 10月に福島県内初開催となる全国産業教育フェア福島大会で販売されるオリジナル弁当が出来上がった。二本松実高生活文化科2年の山田実優さん(16)が考案した「ぎゅぎゅっと福島!はま・なか・あいづ弁当」と、福島北高総合学科3年の安藤圭汰さん(17)、桜井良要さん(17)、田中陸さん(18)の3人が考えた『福島のいいとこ弁当」の2種。31日、県庁で発表・試食会が開かれた。

 山田さんの弁当は「イカ人参のスパサラダ」「厚焼き玉子の松川浦産あおさあん」「ホッキ飯」「福島じゅうねん味噌かけごはん」など、安藤さんら3人の弁当は「伊達鶏の唐揚」「福島りんご寒天」「会津ソースかつ」などが入っており、いずれも福島県の食の魅力が満載だ。

 発表・試食会の席上、山田さんは「16年間生きてきた思い出をたくさん詰め、夢いっぱいのお弁当にした」と話した。安藤さん、桜井さん、田中さんは「ボリュームたっぷり。弁当を通して福島を知ってもらいたい」とPRした。

 試食した鈴木竜次県教育長は「みなさんの思いがこもった弁当になった。県内外からの来場者に福島の魅力を感じてほしい」とたたえた。弁当の商品化に協力した商工給食の宮川卓也社長は「山田さんの弁当はアレンジに富み、安藤さんら3人のはバランスのとれた逸品になっている」と感心していた。

 大会は10月25、26の両日、郡山市のビッグパレットふくしまをメイン会場に開かれる。弁当はそれぞれ1千食限定で、12日から大会ホームページで予約を受け付ける。