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桜の聖母学院高に女子限定通信制課程を2026年度新設 福島、宮城両県の高校生相当の学生を中心に受け入れ

2025.08.06 10:49

 福島市の桜の聖母学院高は2026(令和8)年度、女子限定の通信制課程を新設する。運営する学校法人コングレガシオン・ド・ノートルダムが5日、発表した。

 福島、宮城両県の高校生相当の学生を中心に受け入れる。不登校や退学といった多様な状況に応じた学びや大学進学などを支援する。普通科同様の教育課程に加え、カトリックの女子校ならではの特別活動を履修できる。現在の中学校校舎を活用し、週2日の面接指導や週3日の自由登校を実施する。

 法人の西内みなみ理事長は市内の同学院短期大で記者会見し、「若者の県外流出が課題となっている。地域の中で個人のニーズに合った教育を提供し、課題解決に貢献したい」と述べた。

 全日制の第1学年と同じ教科科目の単位数を修得した場合、第2学年から全日制への転籍が可能になる。募集定員は30人。4月入学の場合、Ⅰ期は1月24日、Ⅱ期は3月26日に入試を実施する。詳細は11月1日の学校説明会で発表する。