▽1回戦 伊達市5-2西郷村
伊達市は初回に2点を奪った後も堅実な野球で加点し、西郷村を退けた。
一回、先頭打者の森明柊が三塁打を放ち先制の起点となった。相手の投手の立ち上がりを攻め、外角の直球を中堅方向に運んだ。俊足を生かして一気に三塁に到達するとベンチで待つ先輩たちに笑顔を見せた。市町村野球は初出場で緊張していたと語り「塁に出られて、監督の期待に応えられた」と喜びをかみしめた。
伊達市チームは優勝を目指し週2回、中学校の校庭などに集まり練習を重ねてきた。西尾文善監督は「地元の球場で勝てたことはうれしい。この経験を次に生かしたい」と話した。森は「次もスタメンで出て、活躍できるよう練習に励みたい」と闘志を燃やした。