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昨年40周年の「水星交響楽団」 初の福島公演 11月2日、福島市音楽堂で

2025.09.18 10:17
福島公演をPRする(左から)伊東さん、植松さん、大山さん、桜井さん

 一橋大管弦楽団の卒団生を中心に結成されたアマチュアオーケストラ「水星交響楽団」の第70回定期演奏会福島公演は11月2日午後2時から、福島市のふくしん夢の音楽堂(市音楽堂)で開かれる。

 楽団名は一橋大のシンボル「マーキュリー」や、宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」に登場する「金星音楽団」に由来するなど諸説ある。1984(昭和59)年に活動をスタートさせ、年2回ペースで定期演奏会を開催。大編成の曲に取り組み、長大で壮大なスケール、複雑な楽曲構造が特徴のマーラーの交響曲演奏も好評を得た。昨年、創立40周年を迎え、団員に福島県出身者が多いことから、記念シリーズとして初の福島公演を企画した。

 福島公演では、市音楽堂のパイプオルガンの音色を生かしたレスピーギの交響的印象「教会のステンドグラス」、ブルックナーの交響曲第8番を演奏する。入場無料。

 運営委員長の植松隆治さん、団員の伊東陽子さん、桜井統さん、福島市出身の大山司さんは「日本有数の響きを誇る音楽堂大ホールでの演奏を楽しみにしている。多くの方に迫力のある演奏を届けたい」と来場を呼びかけている。