任期満了に伴い１１月２３日告示、同３０日投開票で行われる福島県二本松市長選で、現職の三保恵一氏（７６）＝４期＝は２７日、５選を目指し立候補を表明した。
同市で開いた連合後援会の拡大役員会で、出馬要請に答えた。三保氏は「皆さんの声を重く受け止める。二本松市の発展のため、人生の全てをささげて頑張ってまいりたい」と述べた。近く記者会見を開く予定。
三保氏は二本松市出身。安達高卒。１９８３（昭和５８）年から県議を５期務め県議会議長などを歴任した。旧二本松市長を１期務め、合併後の２００５（平成１７）年市長選で当選。２期務め、２０１３年の市長選で敗れたが２０１７年に返り咲いた。２０２１年の前回は無投票で４選した。
高宮氏は見送り
一方、支援者から立候補を打診されていた県議の高宮光敏氏（５４）＝自民、二本松市選挙区＝は２７日に開いた自民党二本松総支部の拡大役員会後、取材に対し「熟慮の結果、今回の立候補を見送る」と語った。