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福島県立博物館 桜の蜂蜜11日発売 会津大短期大学部生ラベル考案

2025.09.28 11:06
県立博物館の小彼岸桜からできた蜂蜜

 福島県会津若松市の県立博物館の小彼岸桜から作られた蜂蜜が10月11日、数量限定で発売する。市内の松本養蜂総本場が製造し、会津大短期大学部1年の長門果凛さん(19)がラベルを考案した。27日、県博でお披露目された。

 県博周辺には開館時に会津松平家祖・保科正之ゆかりの長野県伊那市から譲られた小彼岸桜が植えられている。昨年、県博ならではの商品を作ろうと小彼岸桜の蜂蜜を試験販売した。正式な商品化に向け、県博と一般社団法人「会津地域文化藝術フォーラム」が同学部の学生からラベルのデザインを募集した。会津木綿の模様や桜のふわりとしたイメージを取り入れた長門さんの案を採用した。表彰式が27日行われ、松山政行館長が賞状を贈った。

 蜂蜜は10月11日、県博で開かれる「雪国ものづくりマルシェ2025秋」などで販売される。1瓶100グラム入りで価格は調整中。長門さんは「蜂蜜との色合いも考えてデザインした。多くの人に手に取ってほしい」と語った。