県災害対策本部は25日、海水がたまり行方不明者の捜索が難航している南相馬、相馬両市の海岸付近の排水作業を本格化させた。 農林水産省、国土交通省、民間から借りたポンプ20台で南相馬市の北海老地区350ヘクタールと相馬市の磯部地区220ヘクタールの海水を一週間かけて排水する。 現在、北海老地区は1・5メートル、磯部地区は一メートルの高さまで海水がたまっている。今後、新地町の海岸近くの排水も行う。
(2011/03/26 08:00)