県警は4日、福島第一原子力発電所の半径30キロ圏境で実施していた検問などの交通規制を避難指示区域となっている半径20キロ圏境に変更した。避難指示区域への立ち入り規制を、より強化するのが狙い。
この日は警視庁の警察官約250人が20キロ圏境の十カ所で検問を行った。30キロ圏付近の立ち入り規制を知らせる看板は残した。県警によると、これまで他県警の応援部隊が30キロ圏付近で規制を担ってきた。
警戒活動は県警の被災地特別パトロール隊が10〜30キロ圏内で展開しているが、5日からは20〜30キロ圏内に他県警も投入する。
(カテゴリー:福島第一原発事故)