60歳以上の郡山市民を対象にした高齢者学校「あさかの学園大学」の入学式は14日、市内のビッグアイで行われ、教養課程の126人が再び学問の道を歩き始めた。
学長の原正夫市長が「震災の日が(同校の)卒業式だった。困難の壁を越え、復興に向けたまちづくりに協力してほしい」と激励。熊谷和年市議会議長が祝辞を述べた。
専門課程2年の横田忠義学生会副会長が歓迎し、新入生代表の清水利昭さんが「出会いを大切に、人間としての幅を広げたい」と意気込んだ。
学生は今後、三学科に分かれ、2年課程で年間36回の授業を受ける。
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