福山哲郎官房副長官は26日、福島市飯野支所内の飯舘村役場飯野出張所を訪れ、菅野典雄村長と会談した。
菅野村長は福島第一原発事故による土壌汚染に関し、「住民が村に戻る希望を持てるよう実証実験を通して短期間で広範囲にわたる放射性物質の除去方法などを示してほしい」と要望した。全村避難により村税が減少するとして財政面での配慮も求めた。
福山副長官は「1日も早い原発事故の収束と住民の帰村に向け全力を尽くしたい」と語った。
(2011/06/27 12:58カテゴリー:福島第一原発事故)