東京電力福島第一原発事故から半径20キロ圏外の緊急時避難準備区域の一括解除は、9月上旬にも行われる見通しとなった。 関係5市町村が除染作業やインフラ復旧などの方針を盛り込んだ「復旧計画」を策定することが条件。政府の原子力災害対策本部が9日、解除の方針を正式決定した。避難区域解除は原発事故発生後初めて。 ただ、除染などの状況次第では住民の帰宅開始時期は不透明で、市町村間でばらつきがでるとみられる。
(2011/08/10 10:16カテゴリー:福島第一原発事故)