東日本大震災アーカイブ

復興プラン庁内検討委が初会合 飯舘村

菅野村長からアドバイザーの委嘱を受ける赤坂氏(左)

 全村が計画的避難区域に指定された飯舘村の「いいたてまでいな復興プラン」庁内検討委員会の初会合が9日、福島市飯野学習センターで開かれた。
 委員会は政府の復興構想会議委員で県立博物館長の赤坂憲雄氏、古殿町出身の建築家で飯舘村づくりアドバイザーの佐川旭氏ら4人のアドバイザーと門馬伸市副村長や村役場職員ら合わせて19人で組織する。
 10月に発足予定の「いいたてまでいな復興会議」に諮問する、復興プランの基本方針や帰村に向けたスケジュールなどを9月末までにまとめる。
 初会合では菅野典雄村長が赤坂氏らに委嘱状を交付し、「村再生に向け村民に対してどのような方向性を示すか、そのための課題などを話し合ってほしい」とあいさつした。
 会合に先立ち、赤坂氏と佐川氏が基調講演した。
 アドバイザーは次の通り。
 赤坂憲雄(東日本大震災復興構想会議委員、県復興ビジョン検討委員会委員、県立博物館長、学習院大教授)佐川旭(建築家、飯舘村づくりアドバイザー)藤野純一(国立環境研究所主任研究員、工学博士)千葉悦子(福島大行政学類教授)

カテゴリー:福島第一原発事故