伊達市の伊達東グラウンドには先月末、ログハウス風の仮設住宅が完成し、計画的避難区域の飯舘村の住民の入居が始まった。
同グラウンドには126戸建てられ、このうち102戸はログハウス風で、日本ログハウス協会が施工した。残り24戸は県建設業協会が担当し、同じく木造の温かみある住宅となっている。
二戸で一棟で1Kや2LDK、3Kなどがある。住居内には居住空間をはじめ、台所や風呂などを備える。スロープが付いている場所もある。
六世帯で一緒に避難してきたという上田哲夫さん(68)は「温かみのある住宅で安心した。何より、ご近所で近くに住めることが良かった」と感謝する。渋佐武司さん(76)、雅子さん(74)夫妻は「木の香りは落ち着く。畳の部屋があれば最高だった」と話している。
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