いわき市常磐関船町の造園施工管理技士佐久間清治さん(72)は5日、東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの早期復興の願いを込めた紙細工の鶴合わせて千羽を県に贈った。1日かけて完成するのはわずか2羽という精巧な紙細工で、一羽一羽に古里への思いを織り込んだ。 不要のポスターやカレンダーを縦4センチ、横2センチほどの長方形に切り取った後、一枚ずつ三角柱のような形に仕立てた部品を組んで、全長20センチほどの鶴に仕上げる。一羽に部品500個ほどを費やす。
(2011/09/06 09:38カテゴリー:福島第一原発事故)