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富岡町、12月中旬にも業務開始 郡山の役場仮設本庁舎

 富岡町は郡山市大槻町に設置する町役場仮設本庁舎での業務を12月中旬にも開始する。町は6日、同市で開かれた臨時議会で見通しを示した。

 仮設本庁舎はプレハブ2階建て、床面積約1000平方メートルを予定している。町によると、今月中に着工し、建築確認を経て完成する。現在、市内のビッグパレットふくしまに置く役場機能を12月中旬までに移す。

 このほか、大玉村役場敷地内に建てるプレハブと三春町の旧三春ダム建設事務所内に事務所を設ける。いわき市にも設置予定で、用地確保を進めている。

 6日の臨時議会では町役場仮設本庁舎の設置費など2億925万円を追加する補正予算一議案を可決し、閉会した。

 歳出の主な内容は仮設庁舎プレハブ等賃借料1億3620万円、ネットワークシステム構築委託料1284万円、備品購入費2400万円など。

カテゴリー:福島第一原発事故