民主党の前原誠司政調会長は17日、東日本大震災の復旧・復興に向けた第三次補正予算案に、除染費用や自治体が自由に使うことができる予算を計上することについて党内で協議していく考えを示した。福島市松川町にある飯舘村の仮設住宅で菅野典雄村長の要望に答えた。
前原氏は住民から村に対する思いや仮設住宅での苦しい生活について話を聞いた後、仮設住宅を見て回った。
雨漏りの現状や、車いすで生活する避難者の仮設住宅のバリアフリーの整備状況を見て「早急に改善するよう関係機関に働き掛ける」と述べた。
前原氏は菅野村長と佐藤長平村議会議長から、国の責任で除染に関する予算を確保することなどを求めた要望書を受けた。
金子恵美政調副会長(参院、本県選挙区)らが同行した。
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