東日本大震災

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リステル猪苗代の避難所閉鎖 双葉町民、白河市や郡山市へ転居

避難所の天野正篤自治会長(左)に見送られる蜂須賀勝さん=30日午後、福島県猪苗代町

 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故により、避難を余儀なくされた双葉町民が二次避難所として利用していた猪苗代町のホテルリステル猪苗代内の避難所は30日、閉鎖となった。同ホテルは震災以降、4月4日から双葉町民らの受け入れを開始し、ピーク時は806人が滞在していた。同ホテルによると、30日までに、残っていた約120人は白河市内などの仮設住宅や郡山市などの借り上げ住宅に転居した。

 住民と一緒にホテル内に滞在している双葉町職員約10人は事務処理などで当面、滞在を続けるという。

 4月から妻と2人で避難した会社員蜂須賀勝さん(52)は、引っ越し先の郡山市に知人が1人もいない。「ほかの町はある程度まとまって避難しているが、双葉町はばらばらになってしまう」と心配する。自治会を組織した天野正篤会長(73)は「県内に拠点を設けて町民がまとまって暮らせるようにしなければ、地域のつながりが失われてしまう」と訴えた。


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