県内消防本部の消防長が出席した代表者会議は14日、福島市の県消防学校で開かれ、警戒区域と計画的避難区域への消防隊の応援派遣計画を正式決定した。両区域内で大規模な火災が発生した場合、県内各消防本部の消防士が消火を支援する。15日から実施する。
福島市消防本部が各消防本部の意向を調整して派遣隊を編成する。派遣先は東京電力福島第一原発から3キロ以内と空間線量が毎時100マイクロシーベルト以上の地域は除く。
応援隊員は防護マスクや空間線量計を装備し、安全管理を徹底する。健康診断は国や県の支援を受け、各消防本部で行う。
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