9日の「成人の日」を前に、東京電力福島第一原発事故で役場機能を移転している6町村を含む県内39市町村で8日、成人式が行われた。
このうち、会津若松市に移転している大熊町の成人式は、市内の会津若松ワシントンホテルで行われ、対象者138人のうち84人が出席した。渡辺利綱町長が「町の復興には若い力が必要だ。日々成長してほしい」と激励し、新成人代表の千葉真由子さんに成人証書を手渡した。金沢拓也さんが「若い力を結束し、町の復興を担いたい」と誓った。
県内の成人式の対象者は2万1821人(男性1万1072人、女性1万749人)で、前年より97人多い。
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