東日本大震災

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放射線対策の拠点が開所 原町

被災企業や大学の研究チームが入居するセンター

 南相馬市は27日、同市原町区萱浜に東京電力福島第一原発事故の放射線被害に対応する拠点「市放射線対策総合センター」を開所した。
 中小企業基盤整備機構が仮設施設整備事業の一環として28アールの市有地に整備した。センターは床面積513平方メートルの鉄骨平屋で、被災した地元企業や福島大、東北大、北里大の研究チームなどが入居する。
 企業は食品や工業製品の放射性物質の測定、効率的な除染方法の開発に取り組む。各大学は放射能が環境や家畜に与える影響などの研究を行う。また、弁護士らが市民の放射線への不安や原発事故の損害賠償などの相談を受け付ける。
 同日、センター内で開所式が行われた。入居する企業などの関係者約20人が出席した。桜井勝延市長は「復旧・復興に向けて、原子力災害を克服するためのお手伝いをしていただきたい」とあいさつした。

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