日本原子力研究開発機構福島技術本部は10日、白河市大信第二運動公園で高性能洗浄装置を使った汚染土壌除染技術の実証試験を公開した。
除染技術は放射性セシウムが粘土に吸着しやすい性質を利用した。汚染土壌を洗浄装置に通し、比較的粒の大きな砂を除去したものを分離処理装置にかける。放射線量を7分の1から8分の1に下げることが可能で、途中除去した砂は再利用できるという。白河市職員らが見学した。
(2012/02/11 15:56カテゴリー:福島第一原発事故)