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今を生きる 本県の元気届け世界一 ハワイの国際大会オリジナル曲披露

世界一を勝ち取ったカウア・ニシマキさん

■石川在住ウクレレ奏者 カウア・ニシマキさん(37)
 石川町在住のウクレレ奏者カウア・ニシマキさん(37)=本名・西牧洋一さん=は11日、米ホノルルで開かれた第2回インターナショナル・ウクレレ・コンテスト14歳以上の部で優勝した。「福島にも元気な人がいると知ってほしい」との願いを込め、本県の海岸でサーフィンを楽しむ気持ちを表現したオリジナル曲を披露、世界一を勝ち取った。ハワイのラジオ番組にも生出演し、県民が前に進んでいる様子を伝えた。
 東京で昨年開かれた大会で上位入賞し、招待された。14歳以上の部には日本とハワイから6人が出場し、ニシマキさんは「SURF☆BEAT」を演奏した。いわき市の海岸などでサーフィンに親しんでおり、福島の波に乗る感覚を表現した。東日本大震災で海岸の風景は一変したが、美しい波間で楽しんだ気持ちを音楽に乗せた。
 ハワイのラジオ局による特別賞「KZOOオリジナルソング賞」も受け、番組に生出演した。多くの現地の人が震災と東京電力福島第一原発事故の被害を受けた本県の現状を心配している様子だった。本県では避難生活がある一方、日常生活が営まれていることを伝え、演奏を披露した。演奏はこのラジオ局で1年にわたり放送されるという。
 今後は県内外でライブ活動を続ける。「県内の人は聴いて楽しんでほしい。県外の人には福島に行ってみたいと思ってもらいたい」。これからも県民の元気をウクレレの調べに乗せて広げ続けるつもりだ。

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