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今を生きる 東北小学インドアソフトテニス ハンディ乗り越え優勝

避難生活を乗り越え優勝カップを手にした林君(左)と根本君

■富岡の小学6年 林民生君 根本大地君 避難先別れ練習不足... 声援、2人後押し
 第9回東北小学生インドアソフトテニス大会で富岡町の小学6年生、林民生君・根本大地君ペアが優勝した。東京電力福島第一原発事故による避難生活で、思うように一緒に練習ができないというハンディを乗り越えての栄冠。2人はもちろん関係者は喜びに沸いている。
 2人は富岡一小の同級生で町スポーツ少年団ソフトテニス部に所属し、1年からペアを組んでいる。これまで各種大会で優勝や上位入賞を果たしてきたが、原発事故後、林君は埼玉県の杉戸西小、根本君は西郷村の羽太小に移り、一緒に練習する機会も大きく減った。
 東北大会は11日、仙台市のシェルコムせんだいで開かれ、各県代表48ペアが出場した。林君と根本君は「小学生最後の大会で優勝したい」との思いを力に、予選リーグ、決勝トーナメント1回戦を順調に勝ち進んだ。準々決勝の青森県ペアとの対戦では2セットを連取された後、3セットを奪って逆転勝ち。これで波に乗った2人は保護者や仲間の声援に応え、準決勝、決勝を制した。
 優勝カップを手にした根本君は「最後の大会で優勝できて良かった。みんなの声援に後押しされた。中学校でも競技を続けたい」と話していた。

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