伊達市の平成24年産米の作付けや水田の放射性物質低減対策についての地区説明会は13日、スタートした。管理計画に基づいた作付けへのスケジュールや低減化の取り組みについて説明した。
計画では、23年産米で1キロ当たり100ベクレル超500ベクレル以下の放射性物質が検出された地域は低減化対策として土壌改良資材を散布し深耕、耕転作業を行い、管理しながら作付けしていく。農家の負担はなく、国の費用で実施する。作業は市がJA伊達みらいなど農事組合と委託し、研修を受けたオペレーターが行う。
500ベクレル超のコメが検出され、作付けが制限された地域については、作付けする地域の作業が終わってから、低減化対策を行うことを検討している。
この日は一部で作付けが制限される市内梁川町の堰本地区、市内月舘町、市内保原町の富成地区で説明会が開かれた。
(カテゴリー:福島第一原発事故)