文部科学省は30日までに、高性能な可搬型モニタリングポストの県内設置台数を現在の20台から545台に大幅に増やし、県内全市町村に配備した。
同省は現在、県内に2700台あるリアルタイム線量測定システムの結果をホームページで公表している。同システムが誤差20%以内なのに対し、可搬型モニタリングポストは誤差10%以内と精度が高い。10分ごとの空間放射線量率、月ごとの積算線量を自動で測定し、結果を4月2日からホームページに表示する。
県内11カ所の固定型モニタリングポストの結果も同時に公表する。
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県は、文科省が可搬型モニタリングポストを545台に増やしたのに伴い、県の環境放射線モニタリング測定結果の公表方法を4月1日から変更する。
従来の公表地点数は127カ所だったが、可搬型の測定値などを含めて570カ所に増やす。
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