東日本大震災アーカイブ

本宮に除染センター開所 放射性物質測定機を設置

放射能除染・モニタリングセンターの看板を設置する高松市長(左)と作田議長

 本宮市放射能除染・モニタリングセンターが10日、同市の市役所万世分庁舎内に開所した。同市の除染、放射性物質対策の拠点となる。
 市職員4人、臨時職員21人が一般住宅の除染業務などに専任で当たる。自家用農産物の放射性物質測定所としての機能もあり簡易式放射性物質測定機4台を設置した。昨年11月に市内の白沢地区に測定所が開所しており、2カ所で測定が可能となる。測定所は今年7月までに、もう1カ所開所する予定。
 同日、同センターで開所式が行われた。高松義行市長が「市民が安心して暮らすための情報発信基地にしたい」とあいさつし、作田博市議会議長と看板を設置した。

カテゴリー:福島第一原発事故