東日本大震災アーカイブ

南相馬市、買い取り額示す 移転促進区域 宅地と住宅敷地内農地

 東日本大震災の津波被害に伴う防災集団移転促進事業で、南相馬市は18日までに移転対象となる「移転促進区域」の宅地などの買い取り額を示した。同市で買い取り額が示されるのは初めて。
 宅地は原町区で6540~1万500円、鹿島区で5700~8100円となっている。
 宅地と住宅敷地内の農地が原則として買い取り対象で、価格は震災前から約2割下落したという。県の不動産鑑定に基づき決定した。小高区は全域が警戒区域だったため、未調査となっている。
 市は居住用の建物建築を制限する災害危険区域を、原則的に移転促進区域に設定するとしている。市は対象の住民に対し、22日から説明会を開く。
 また、市は5戸以上の住宅を集団で整備する「住宅団地」の移転候補地を選定した。自力で住宅再建が困難な世帯に賃貸で提供する「災害公営住宅」の建設計画も策定した。

カテゴリー:福島第一原発事故